わからない未来を考えるよりも、今を生きる。
放送大学の試験、一通り終えました。
今期も前期同様、コロナ禍なので自宅での受験です。
まだ回答を保留にしている問題もあるけど、とりあえずほっとしています。
試験問題公開から提出まで一週間以上あるので、じっくり取り組めました。
再度教科書を読み込み、解けない問題の箇所は講義を聴き直したりして、より理解を深めることができました。
試験会場での45分一発勝負も緊張感があって、またその場で終えられるのも良いのですが、自宅で時間をかけて問題を解くこのスタイルも中々良いですね。
さあ、来期はどんな科目を受講しようかな。
科目選びでは、その時の自分の興味がある分野が炙り出されます。自分を知ることができる良い機会。お茶を飲みながらゆっくりシラバスを読んでぴんときたものをチェックするのは楽しいひととき。
社会人になってから大学へ通ったり、何かを勉強する、いわゆる生涯学習といわれるシステムを知ったのはまだ20代の時だったと思います。
山田詠美さんの熱血ポンちゃんシリーズのエッセイでご主人が仕事を辞めて大学に通っているというというようなことが書かれていて、へえと思ったのでした。
確かご主人はアメリカの方だったかな。海外ではわりとキャリア変更が柔軟で、大学も若い人だけが学ぶ場ではないことは聞いたことがあったような気がしたけど、実践している人は周りにいるわけでもなかったので、それを読んで、ああ、本当に大学に通い直す人がいるんだ〜と印象に残ったのでした。
まさか自分がのちに社会人以降で大学で勉強するなど予想もしておらず、人生ってつくづくわからないものだなあと思います。先のことなんて本当に何も予想つかない。
わからない未来を考えるよりも、今を生きる。それが私には合っているのかな、とこの頃よく思います。