考え、行動する日々

何事にもとらわれず、広く、自由に。

うちのホームスクーリング その四

前回の続きです。

 

見学予約した幼稚園は二つ。モンテッソーリ教育の幼稚園とシュタイナー教育の幼稚園です。モンテッソーリ藤井聡太さんが受けた教育として有名で、シュタイナーだと斎藤工さんが通っていた小学校がシュタイナーだったと記憶しています。

 

ホームスクールをするにあたり、オルタナティブ教育を調べていて、モンテッソーリもシュタイナーも興味があったので、それらを実践している幼稚園を探し、自宅から通えそうな園がそれぞれ見つかり、候補としました。

 

結論から言うと、結局両方とも申し込みせず、その年は幼稚園に通いませんでした。

諸事情で見学ができたのはモンテッソーリの方だけでした。幼稚園というよりご家庭に預けるような感じで、それはそれでアットホームで良かったです。ただ、本人が嫌だと頑なに拒否。ここが嫌とかではなく、幼稚園に通うのが嫌だと。

 

あまりにも嫌がるので、他の園の見学もせず、様子見しようということになりました。

私自身は2年保育を受けており、今でいう年中さんから入園しましたし、3年保育である必要性はさほど重視していませんでした。元々幼稚園は通わなくて良いとも思っていましたし、家庭保育をそのまま続けることにしました。

 

時は流れ、4歳になり、公園で遊んでいるときなど他のお友達が気になり、一緒に遊びたがるようになりました。今なら幼稚園に通ってお友達と交わって遊ぶのが楽しく感じられるかもしれない。そう思い、6月ごろ目星をつけていたシュタイナー教育を取り入れている幼稚園を見学し、年中から入れるか相談しました。園長先生の答えは前向きではなかったものの、10月の申込時期には空きが出てきたようで、受け入れてもらえることになりました。そして、4月の年中さんからではなく、中途で年少さんから入園。最初は本人は行かないと拒絶していましたが、カバンや上履き、袋物が揃ってきたら嬉しくなり、前向きに。初日こそ泣きましたが、二、三日で慣れ、今では毎日楽しく通っています。

 

ホームスクーリングでは難しい集団生活を幼稚園では経験できるのは一つのメリットだと感じています。幼稚園が選べるように小学校も選べたら良いのになと思います。