余裕と優しさ
近所を散歩をしていると、窮屈だなと感じること。
それは道幅の狭さ。
なんでこうも狭くできてるんだろう。
日本が狭いからか。
後ろから結構なスピードで通り過ぎる自転車は怖いし、
横並びで道幅いっぱいで歩いてくる学生にはイラつく。
ベビーカーで通るには狭すぎたり斜めっていて危ない道も結構多い。
例えばオランダには自転車専用のレーンがあり、スペインには広い歩道の脇に狭い車道がある。歩行者が優先された街づくりは可能なのに、私の住むところは歩行者に優しくない。
歩行者優先と言えば横断歩道のこと。
日本では全然車が止まってくれないね。
法律上は歩行者優先なのにね。余裕ないなあと思う。
英国に滞在してた時はほぼ100%止まってくれた。
あと、重いスーツケースを運びながら階段登ってたら近くの親切な男性が持ってくれたり。
それも何度も。何というか、他人に優しい。
そう、他人への心配りって、身近な人にはするのは当たり前だけど、
見ず知らずの人に親切にするのは日本ではあまり見られない。
私は英国で親切にされた経験からと、論語を読んでから
意識的に人に譲るようにしている。それが当たり前の世界になってほしいなあ。
損得なしに人に親切にする余裕がないっていうのは、キャパ以上のことを求めてる人が多いからなのかな。
なんか、上昇志向って良いようだけど、失ってるものを考えれば良くないものだなって思う。
幸せになるためにお金を稼ぎたい、出世したいと忙しくて余裕ないとしたら、
本末転倒だよ。他人への優しさがない、ギスギスした社会って幸せとは程遠いから。
毎日笑顔で幸せでいられるために必要なことは周りへの親切で、わりとすぐ出来ることだし、よっぽどその方が世の中全体的に良くなるわけで幸福度が上がると思う。